県の天然記念物に指定されているこのハクモクレンは、目通り幹周り約2.2m、高さ約15mとなっており、全国の天然記念物を調査している日本植物保護推進会議の調査(平成4年6月実施)によると、ハクモクレンとしては日本一の大きさになっています。
海寺は明治の廃仏毀釈で廃寺となってしまいましたが、中世には松浦党の志佐氏、近世には平戸藩主の庇護を受けた由緒ある古刹です。側にある熊野神社に納められていた懸仏20面も県の指定文化財になっています。海寺の伝承では1,000年といわれていますが、少なくとも600年は経過しているものと推定されています。