塩俵の断崖及び方倉神社への別れ道手前で下車し、農道へ入ります。しばらく歩くと左手の道沿いにアブラナ科の白い花が見え始めます。生月を代表する花スズシロソウです。ここから御崎浦の古賀江(網干場跡)へ下る間に数ヶ所で見ることができます。さらにここからバス道路横を塩俵まで歩きます。
長崎県新観光百選でもある塩俵の断崖を見て再出発。西海岸の断崖上の林を縫うように山道を行きます。拝野のキャンプ場は草原になっていてシバハギ、メドハギ、ミヤコグサ等のマメ科植物が多く、春にはスミレ、コスミレ、ニオイタチツボスミレ等のスミレが咲いています。
ここから牧場の広場までは一歩き。この草原から大姿鼻まで下って行きますが、途中、ユウスゲ(キスゲ)の群落があり、夏はレモンイエローの花が咲きます。
大姿鼻まで登ると360°の絶景が楽しめ、先の草原ではオカオグルマの黄花が待っています。
ここは夏場にはカワラナデシコが見物。海岸まで降りるとハマオモトやハマゴウの群生があります。
ここから東側海岸を回って泊の湾から駐車場へ向かいます。