花のトレッキングとは、自然の中を歩きながら自然を体感し、花から学びながら自分を癒すエコウォークの事です。
■雨具(カッパなど)長崎県の北西部に位置する平戸地域は、日本最大の玄武岩台地があり、火山地形が多く、対馬暖流に洗われた海食地形が発達しています。
また、特徴のある山々が海岸林や海や島々と相まって風光明媚な場所をなし、各所が西海高国立公園となっています。
アカガシの原生林がある安満岳、岩石地植物群落が国の天然記念物である礫岩、九州100名山の霊山志々伎山、全体が国の天然記念物であるオオミズナギドリの営巣やビロウ群生の上・下阿値賀島など挙げれば切りがありません。
このように変化に富んだ自然環境には多様な植物が生育し、四季を通じて様々な花が咲きます。大陸系のダンギクやチョウセンノギク、南方系のオオバライチゴ、固有種イトラッキョウなど貴重なものも少なくありません。
今回のフラワートレッキングは、数少ない花の中から季節に応じて12種を選び、日帰りで見られるように設定しました。12種の他にも各種の花が観察できます。いっしょに平戸の花巡りを楽しみましょう。
ここに掲載のコースは(社)平戸観光協会 平戸観光交流センターにて安全性や自然保護などを十分に配慮して設定したコースですが、ガイド無しで行くと危険な場所(崖・道迷い・猪・他)が含まれています。また、ほとんどが西海国立公園の区域内のため、動植物の採取は厳禁です。マナーを十分にお守り下さい。