標高438mにある駐車場が出発点。ここから車道を少し後戻りすると、道路両側に細長い葉で棘の多いオオバライチゴ（リュウキュウバライチゴ）が白い花をつけて待っています。あたりにはナガバノタチツボスミレ、シハイスミレ、タチスボスミレ等が目につきます。駐車場から数10分の安満岳登山ルートになります。安満岳の上部はアカガシを主体とした原生林で被われ、参道は昼間も少し暗い状態です。途中、オオナルコユリ、ウンゼンカンアオイ、ツクシタツナミソウ等を楽しみながら、アカガシの林をくぐると山頂の展望が開けます。この周囲は植物の種類も多く、原生林内ではエビネの類やシュスラン、ツツジを楽しみながら、途中折れて寄り道。オオバライチゴの群生があります。鯛ノ鼻からの景観を楽しみながら帰路につきます。
