鄭成功記念館 施設説明
鄭成功記念館は、生家部分と休憩所部分に分けられ、それぞれ展示が施されます。
各展示ゾーンについては、次のとおりです。
各展示ゾーンについては、次のとおりです。
鄭成功生家展示ゾーン
生家展示ゾーンについては、部屋ごとにそれぞれ展示が行われ、鄭成功の人物像を伺い知ることができる展示や当時の生活空間を演出しています。鄭成功と海の神
媽祖像室
平戸市有形文化財である媽祖像及び台湾から寄贈された台南市鹿耳門天后宮寄贈間祖像、彰化県鹿港天后宮寄贈媽祖像が展示されているほか、奥には鄭成功文物館所蔵の鄭成功書(複製)や鄭成功肖像(複製)が展示されています。
休憩所展示ゾーン
休憩所ゾーンには、側面に鄭成功生涯年表や敷地内における鄭成功関連施設や鄭成功ゆかりの催事のご案内を行っています。
鄭成功生家 | 構 造:木造平屋建瓦葺 面 積:建築面積 73.31㎡ |
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休憩所・便所 | 構 造:木造平屋建瓦葺 面 積:建築面積 74.22㎡ |
開館時間 | 午前8時30分~午後5時 |
入 館 料 | 無料 ※施設内に施設の維持管理のため募金箱を設置しています。ご協力下さい。 |
休 館 日 | 毎週水曜日、12月31日~1月1日 |
記念館屋外(敷地内)にあるもの
ナギの木
鄭成功母子像
鄭成功記念館整備の歩み
2010年度(平成22年度)
- 鄭成功生家再現事業計画決定
2011年度(平成23年度)
- デザイン公募(採用作品決定)
- 基本構想策定
- 用地取得
2012年度(平成24年度)
- 鄭成功を活かした中野まちづくり委員会発足
- 基本計画策定
- 基本設計及び実施設計完了
- 本体工事及び付帯施設工事(3月完成)
- 展示基本設計業務委託完了
- 鄭成功記念館整備事業基金創設
2013年度(平成25年度)
- 記念館内展示品整備
- 参道整備(石張り及びアスファルトカラー舗装)
- 鄭成功生誕祭及び記念式典(7月14日)
- 記念館開館
メイン展示品
1.媽祖像(平戸市有形文化財)
媽祖(まそ)とは、航海・漁業の守護神として、中国沿海部を中心に信仰を集める道教の女神です。この媽祖像は、形状から元々船中に安置されていたものと推察され、随神(千里眼・順風耳)2体と共に一対とされています。また、この媽祖像は、成功の父芝龍が裏山に祠をつくり、祀ったと伝えられています。破損が烈しかったため、京都美術院国宝修理所で平成2年12月に修復されています。
媽祖像
樟材一木彫り 像高28cm随 神(千里眼)
媽祖の手下の鬼として順風耳と共に一対とされています。なお、千里眼は、天帝に使え、天上から下界のすべてを見通している神ともされています。樟材一木彫 高19cm
随 神(順風耳)
媽祖の手下の鬼として千里眼と共に一対とされています。なお、下界の万事を聞き知る神ともされています。樟材一木彫 高19cm
2.台南市鹿耳門天后宮及び彰化県鹿港天后宮寄贈媽祖像
1997年4月、第8回台湾親善訪問団が、台湾の台南市鹿耳門(現在の天后宮)、彰化県鹿港の媽祖廟を訪れた際、「一層の友好促進に」と地元住民からそれぞれ一体ずつが送られています。
※鹿耳門天后宮には、鄭成功の旗艦に奉祀された媽祖様が祀られており、1997年に分霊を受けた媽祖像が寄贈されています。