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かんたん検索(カテゴリー):世界文化遺産関連検索結果:2件
平戸市西海岸に位置する春日集落は、16世紀にもたらされたキリスト教の影響を受け、住民全員がキリシタンとなりました。その際に生まれた信仰形態(潜伏キリシタン信仰)と信仰対象(聖地・中江ノ島など)の持つ意味が集落の土地利用や生活文化に大きな影響を与え続けます。
明治時代以降、信仰の自由が許された後も、春日集落では禁教期の信仰形態を継続する「かくれキリシタン」として営みを継続します。
平成30年(2018)に世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産になっている「春日集落と安満岳」、「中江ノ島」は、16世紀の東西文化交流をきっかけに形成された独特の伝統文化を現在に伝える貴重な関連文化財群です。