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かんたん検索(カテゴリー):捕鯨関連

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捕鯨関連

平戸島の北部に位置する的山(あづち)大島及び北西側に位置する生月島は、古くから好漁場に面した漁業の島として栄えてきました。生月島における捕鯨は、享保10年(1725)に始めた鯨突組から本格化し、享保18年(1733)以降は網組に移行して西海各地の漁場に進出していきました。的山大島でも捕鯨は盛んに行われ、漁村集落が形成されていきます。幕末以降、西洋の捕鯨船の活動の影響で捕獲量が減少したため、網組は廃止されていきますが、鯨組でつちかった大規模漁業のノウハウは、その後の巾着網(遠洋まき網)の経営にも活かされていきました。
生月島や的山大島に残るこれらの文化遺産は、捕鯨を中心とした漁業により栄えてきた平戸の歴史を示す関連文化財群です。

  • 勘定場の井戸

    江戸前期、3代政務役井元弥七左衛門義信は、寛文元年(1661)に鯨組を創業し、神…

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  • 天降神社の石燈籠

    天降神社の肥前型鳥居の左右に石灯籠があります。享保2年、鯨組の当主井元弥七…

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  • 平戸市大島村神浦伝統的建造物群保存地区

    中世の漁村集落から鯨組の創業、その後の廃業を経て近世的な港町となり、その…

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  • 御崎浦捕鯨納屋場跡

    生月島壱部浦を本拠とする益冨組は、最盛期の江戸時代後期には5つの網組を擁…

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  • 吉村組捕鯨文書

    生月島の鯨組主である吉村家に伝わっていた文書です。長らく京都大学総合博物…

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